遺産分割協議とは、遺産分割を協議によって行うことをいいます。
遺産分割協議は、共同相続人全員の合意によって成立します。
よって、相続人の一部の者を除外してなされた協議は原則として無効であり、再分割が行われます。
民法の原則の一つには、基本的には当事者の自由な意思に任せ、国は干渉するべきでないという「私的自治の原則」があります。
遺産分割の原則も、「私的自治の原則」の下、共同相続人の自由な意思に基づく合意があれば、各自の相続分(900条・902条)や指定された遺産分割方法(908条)と異なる分割も原則として有効とされています。
遺産分割の基準は、民法は、「遺産に属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮」(906条)するとしています。家庭裁判所による調停や審判による分割だけでなく、分割協議の場合でも指針となりえます。
このような事情を包括的に考慮して行うという基準の下では、例えば、被相続人が営んでいた農業の跡継ぎである相続人が、遺産である農地の単独所有者となり、他の相続人は農地以外の財産を取得するといった形の遺産分割が行われることが考えられます。
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遺産分割協議
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