050-3138-4847
受付時間
平日 9:00~17:30
定休日
土曜、日曜、祝日

寄与分とは

  1. 中日綜合法律事務所(弁護士 熊谷 考人) >
  2. 相続・遺言に関する記事一覧 >
  3. 寄与分とは

寄与分とは

相続には寄与分というのものが認められています。
寄与分とは、相続人が被相続人の介護をしていた、被相続人の会社を引き継ぎ業績を上げたなど、被相続人の財産の維持、または増加に寄与したことを指します。
被相続人の財産のうち、寄与分を差し引いたものが相続財産となります。
これは、被相続人の財産に貢献した人に処遇をすることで、不公平を解消するために設けられた制度です。

例えば、被相続人である夫が亡くなり、妻と子供2人が3000万円の財産を相続する場合を考えてみます。
法定相続分では、妻が1500万円、子供がそれぞれ750万円を相続することになります。
しかし、この際、被相続人の妻が長年介護を行なっており、500万円の寄与分が認められたとします。
そうすると、相続財産は2500万円となり、妻は1250万円、子供はそれぞれ625万円を相続することになります。

この寄与分には認められるための要件が存在します。
まずは、寄与行為を行なっていることです。
寄与行為の内容としては、被相続人が行なっていた事業労務を提供すること、被相続人に対して財産を交付すること、病気や高齢の被相続人の世話をすること、被相続人の不動産などの財産を管理すること、被相続人を扶養することが該当します。

さらに、これらの行為が特別の寄与と判断される必要があります。
特別の寄与とは、被相続人と相続人の関係において、通常期待される程の貢献では寄与分を得られません。
そのため、通常の程度よりも看護や世話、扶養などの寄与をする必要があります。

他にも、遺産分割協議や寄与分の計算など様々な点で注意が必要です。

中日綜合法律事務所は、名古屋市の栄区、伏見区の中心に事務所を構え、幅広い業務を取り扱っております。
相続のことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

中日綜合法律事務所(弁護士 熊谷 考人)が提供する基礎知識

  • 成年後見

    成年後見

    成年者は、未成年者ではないため、未成年者を保護するための制度は適用されません。(民法4条) もっとも、...

  • 遺言書があるときの相続人の取得分~遺留分と遺言の優先順位について~

    遺言書があるときの相続...

    各相続人の取得分は「法定相続分」として定められているところ、遺産分割協議で好きな割合へ変更することは...

  • 未成年でも遺産相続できるのか

    未成年でも遺産相続できるのか

    親が亡くなった場合、子は法定相続人となります。そのため、未成年であっても、遺産を相続することは可能です...

  • 相続財産の調査方法| 不動産や預貯金、借金を調べるポイントや費用について解説

    相続財産の調査方法| ...

    身内の方が亡くなって相続人となった場合、相続財産の調査に取り掛かりましょう。遺産分割の準備として必要...

  • 代襲相続

    代襲相続

    代襲相続とは、被相続人の子が相続開始以前に相続できなくなった一定の場合、その者の子(=被相続人の孫)が...

  • 社外取締役とは

    社外取締役とは

    近年、「社外取締役」が注目を集めています。 社外取締役とは、ある企業の取締役会等を監視し、外部の視点...

  • 中小企業にも義務化されたパワハラ防止法|具体的な対応策とは?

    中小企業にも義務化され...

    パワハラ防止法が中小企業にも適用されるようになり、対応が義務化されるようになりました。 そもそもパワハ...

  • 遺産相続の期限

    遺産相続の期限

    相続は、被相続人の死亡によって、自動的に開始します。 よって、遺産相続をすることそのものには、特に手続...

  • 取引基本契約書とは?締結する意義や盛り込む内容など

    取引基本契約書とは?締...

    取引基本契約書とは、売買など、同じ取引相手と継続的に取引をする場合に締結されるもので、あらかじめ共通す...

よく検索されるキーワード

ページトップへ