債権回収を行う際に、弁護士に依頼するメリットとは何でしょうか。
まず、主な理由として、一般人では知り得ないノウハウを法律の専門家である弁護士が有しているという点が挙げられます。
例えば、債権回収の相手方に、内容証明郵便を送付して、回収を促すという場面において、このノウハウというものが活かされるといえます。一般的に、内容証明郵便は個人でも作成することは可能ですし、書き方やテンプレートのようなものはネットを検索すればたくさん出てきますので、これを参考にして作成することは可能です。しかし、内容証明郵便を作成する際には、債務者の特徴を考慮したり、その後に裁判に発展した際のことをも考慮することが必要です。これらは、臨機応変に対応する必要のあることで、法律関係の経験の豊かな弁護士にしかできないことであるといえます。
また、内容証明郵便によって支払いを促しても、この督促が功を奏せず、裁判などの法的手段に移行した場合には、ご自身のみで対応することは、非常に重い負担になるといえます。裁判手続に発展する場合、「保全手続」を行ったり、「和解」となることもあるので、弁護士のアドバイスと共に債権回収を進めていく方が安心しながらスムーズに行うことができるといえます。
中日綜合法律事務所は、愛知県名古屋市を中心に、過払金、任意整理、自己破産、民事再生について多数の解決実績がございますので、是非、一度、無料相談にお越し下さい。
債権回収を弁護士に依頼するメリット
中日綜合法律事務所(弁護士 熊谷 考人)が提供する基礎知識
-
未成年でも遺産相続できるのか
親が亡くなった場合、子は法定相続人となります。そのため、未成年であっても、遺産を相続することは可能です...
-
スタートアップ企業が顧...
会社を設立したい場合、誰に相談すればよいかわからないと考える方もいるかもしれません。 今回はスタ...
-
クレーマーとは?カスハ...
お客さんからの暴言、不当な要求、場合によっては暴行や脅迫を受けることもあります。顧客至上主義を無理に...
-
株式会社と合同会社の違い
合同会社とは、持分会社の一つであり、社員全員が会社の債務について有限責任(間接有限責任)のみを負う会社...
-
遺産分割
相続人が複数がいる共同相続では、被相続人の死亡によって相続開始するとともに相続財産は共同相続人の共有に...
-
法定相続人
もし、被相続人が遺言等を残していなかった場合、民法の方法(第5編相続 第2章相続人)に従って一定の近親...
-
財産管理について(高齢...
■財産管理とは 財産管理とは、本人に代わって、その代理人が本人の財産の管理に関する法律行為の一部を行う...
-
就業規則の作成・変更
会社の就業規則を変更したり、新たに作成したりする場合、どのような規律によるのでしょうか。特に、一部の社...
-
交渉・契約
交渉や契約と言った行為は、ビジネスの中では日常的な光景といっても過言ではないでしょう。 交渉や契約には...