私たちが生活をする資本主義社会では、個人や企業が様々な財産やサービスについて取引を行います。
そして、取引を行うと同時に、私たちは取引先や第三者、社会とも様々な接点を持ち、経済的関係や法的関係を構成します。
例えば、ビジネスにおいて営業活動を行う中で、私たちは取引先の信用を調査・確認をし、契約書を作成し、締結した契約を遂行することいった活動を日常的に行います。その際、購入した商品が第三者の知的財産権を侵害している場合などの様々なリスクが存在するため、法律面でのサポートが必要不可欠となります。
また、企業には商法や会社法と言った法律を中心に、従業員には労働法や就業規則・労働協約などの法的ルールが適用されます。現代において、企業の営利活動には大きな社会的影響力があると考えられており、企業の利益を追求する活動と社会の福祉が調和の下で行われる必要があるため、法令順守(コンプライアンス)が企業には求められています。
単に、コンプライアンスはかつての公害のように社会に対して害を及ぼすことを防ぐだけではなく、労働法などを遵守することで労働者を守るという目的もあります。ブラック企業や長時間労働による過労死の解決が叫ばれる中、企業にはより働きやすい職場づくりなどが強く求められています。
様々な面で法的サポートが必要となる企業活動において、現在では法務部などの担当部署が設置される企業が増えてきました。
しかし、国際化が進む資本主義社会において、法律面も多様化、複雑化の一途を辿っています。
そのため、企業法務については、法律の専門家である弁護士に依頼することが最も安心な方法です。
中日綜合法律事務所は、愛知県・岐阜県・三重県を中心に、皆さまの企業活動をサポートしております。
歴史と実績のある弁護士事務所だからこその最善の解決策を皆さまにご提供いたします。
企業法務やコンプライアンスなどにお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
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